10月6日(金)佐世保日米協会設立55周年記念式典を多くのご来賓方のご臨席を賜り、盛大に開催いたしました。 式典では小幡修会長が、会員総数320名を超える全国でも有数の規模の協会に育て上げていただいた歴代会長や、長年ご支援いただいた関係各位に対し感謝の意を述べられるとともに、「これからも変わらず、両国市民がお互い手を取り合い、語り合い、佐世保の街が日米友好の象徴の街として発展することを切に願うと同時に、佐世保日米協会がその存在意義を十分に発揮し、地域の発展のための役割を担っていきたい」と決意を新たにされました。
また、ご来賓を代表し、在福岡米国領事館首席領事ジョイ M.サクライ様、佐世保市長朝長則男様よりご祝辞を頂戴しました。式典後には記念講演会を開催いたしました。講師にアメリカ ヴァンダービルト大学名誉教授のジェームス E.アワー氏をお招きし、「私なら日本をこう守る」と題してご講演をいただきました。アワー氏は1977年、アメリカ海軍中佐として海上自衛隊幹部学校に外国人留学生第1号として留学され、佐世保とも縁の深い方でいらっしゃいます。現在の日本の安全保障問題、中国や韓国など近隣国との諸問題について客観的な観点からの指摘は非常に新鮮で、興味を惹かれるお話でした。 その後行われたレセプションでは、九州交響楽団の優雅な演奏もあり、和やかな雰囲気のなかで会場は祝賀モードに包まれました。